脳神経内科
脳神経内科は、私たちが体を動かしたり、物事を感じたり、考えたり覚えたりする機能が上手に働かなくなったときに、その原因を詳しく調べる診療科です。当院では、日本神経学会、日本脳卒中学会、および日本脳神経血管内治療学会の専門医である院長が、頭痛や物忘れ、しびれ、脳卒中といった多岐にわたる症状に対して専門的な診療を行っています。AI機能を搭載した1.5T超電導MRIシステムを導入しており、脳に関する不安な症状に対して即日検査と即日診断を提供できる体制を整えているのが私たちの大きな特徴です。佐野市や周辺地域にお住まいの皆様が、脳や神経の病気による不安を解消し、健やかな日常生活を一日でも早く取り戻せるよう、専門知識に基づいた質の高い医療を誠実に提供いたします。
脳神経内科で診る主な症状
脳神経内科が扱う症状は非常に幅広く、全身のあらゆる場所に現れます。自分では脳の異常だと思っていなくても、実は神経の働きが原因であることも少なくありません。当院では、以下のような症状でお困りの患者さんを詳しく診察しています。
頭痛や痛みに関連する症状
- 慢性的な頭痛(片頭痛や緊張型頭痛など)
- 突然起こる激しい頭痛
- 顔の一部が痛む(三叉神経痛など)
- 後頭部から首筋にかけての痛み
頭痛の詳細については「頭痛外来:その痛み、諦める必要はありません」のページを参照してください。
感覚の異常やしびれ
手足がピリピリとしびれる、あるいは触った感覚が鈍いといった症状は、脳から手足の先までつながる神経のどこかに異常があるサインです。片側だけがしびれるのか、両側なのか、あるいは特定の指だけなのかといった情報が、診断の重要な手がかりとなります。正座の後のようなしびれが続く場合や、感覚が全く無くなってしまう場合は、早めの受診が必要です。
運動の異常・力の入りにくさ
「手に力が入らず箸を落としてしまう」「足が上がりにくく、何もないところでつまずく」といった症状は、筋肉そのものの問題だけでなく、脳や脊髄からの指令がうまく伝わっていない可能性があります。急に片方の腕や脚が動かなくなる場合は、脳卒中などの緊急疾患の可能性もあるため、迅速な判断が求められます。
歩行のふらつき・めまい
- 歩いていると体が左右に流れてしまう
- 足元がふわふわして雲の上を歩いているような感じがする
- 急に立ち上がると目の前が暗くなる
- 周囲がぐるぐる回るようなめまいがする
めまいやふらつきの詳細については「めまい・ふらつき」のページを参照してください。
記憶や思考の異常
「何度も同じことを聞くようになった」「慣れている道で迷うようになった」などのもの忘れは、単なる加齢によるものか、病的な認知症によるものかを区別することが重要です。早期に診断することで、進行を遅らせたり、生活環境を整えたりすることが可能になります。
もの忘れに関する詳細は「もの忘れ(認知症)外来」のページを参照してください。
脳神経内科で診る主な病気
私たちのクリニックでは、脳、脊髄、末梢神経、筋肉のそれぞれに生じる多種多様な疾患を対象としています。特に脳の病気は、早期発見が予後(病気の見通し)に大きく影響します。
脳血管障害(脳卒中)
脳の血管が詰まる脳梗塞や、血管が破れる脳出血などがあります。高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が主なリスク因子となります。当院では、AI搭載MRIを用いて微小な梗塞も見逃さないよう努めています。脳卒中のリスク管理については「脳卒中外来」のページを参照してください。
認知症性疾患
アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、血管性認知症などが含まれます。それぞれの病気によって、現れる症状や適切な対応方法が異なります。MRIによる画像診断だけでなく、認知機能テストや日常生活の様子から総合的に診断を行います。
神経難病
- パーキンソン病(手足が震える、動きが遅くなるなど)
- 脊髄小脳変性症(歩行がふらつく、ろれつが回らなくなるなど)
- 筋萎縮側索硬化症(ALS)(全身の筋肉が痩せて力がなくなるなど)
- 多発性硬化症(視力の低下や手足の麻痺が繰り返されるなど)
パーキンソン病などの診療については「神経難病(パーキンソン外来)」のページを参照してください。
末梢神経・筋肉の病気
ギラン・バレー症候群などの末梢神経障害や、重症筋無力症、ミオパチーといった筋肉そのものの病気も脳神経内科の専門領域です。これらは血液検査や電気生理学的な検査などを用いて診断を進めていきます。
てんかん・けいれん
脳の電気信号が過剰に発生することで起こる、意識消失やけいれん発作などを診察します。大人になってから初めて発症するてんかんもあり、適切な内服治療によって多くの患者さんがこれまで通りの生活を送れるようになります。
けいれんに関する詳細は「けいれん、てんかん」のページを参照してください。
他の診療科との違いについて
脳神経内科は、名前が似ている他の診療科と混同されることがよくあります。患者さんが適切な窓口を見つけられるよう、主な違いを整理しました。
精神科・心療内科との違い
精神科は、主にお悩みやストレスからくる気分の変化(うつ病や躁病など)を扱う診療科です。一方、脳神経内科は「脳や神経という組織そのものに実体のある異常」がある場合に、体が不自由になる症状を診ます。例えば、「物忘れ」は脳の神経細胞の変化ですので脳神経内科の領域ですが、「強い不安感」は精神科の領域となることが多いです。
脳神経外科との違い
脳神経外科は、主に手術が必要な病気(脳腫瘍、大きな脳出血、動脈瘤など)を専門とします。脳神経内科は、内服薬やリハビリテーションを中心とした治療を行うのが基本です。当院では診断の結果、手術が必要と判断した場合には速やかに適切な医療機関へご紹介いたします。
整形外科との違い
「手足のしびれ」がある場合、どちらを受診すべきか迷われるでしょう。骨や関節、脊椎(せぼね)の変形が原因で神経が圧迫されている場合は整形外科の領域です。脳や脊髄そのものの病気、あるいは末梢神経全般の病気が疑われる場合は脳神経内科の領域となります。当院では全身の神経を診察した上で、どちらの病気であるかを見極めます。
当院で行っている高度な検査体制
脳の病気は外見からは判断できないことが多く、精密な画像診断が欠かせません。当院では、栃木県佐野市の皆様に、大きな病院へ行かなくても専門的な検査を受けていただけるよう体制を整えています。
AI機能を搭載した1.5T超電導MRI
当院のMRIはAI機能を搭載しており、従来の機器よりも短時間で高精細な画像を撮影することが可能です。脳血管の微細な変化や脳の萎縮の程度を詳しく解析することができます。また、この機器はAI補助診断を活用することで、医師の見落としを防ぎ、より客観的で精度の高い診断をサポートしてくれます。静音性にも配慮された設計となっているため、閉所が苦手な方も比較的リラックスして検査を受けていただけます。
MRI検査についての詳細は「MRI検査」のページを参照してください。
AI補助診断付きレントゲン装置
胸部や腹部のレントゲン撮影においてもAI補助診断を導入しています。肺の異常や骨の状態を迅速に確認することができ、全身状態の把握に役立てています。
即日検査・即日診断の実施
「急にめまいがした」「家族のもの忘れが気になる」といった不安を抱えて来院された患者さんに対し、当院では可能な限り即日検査・即日診断を行うようにしています。予約を何週間も待つ必要はなく、専門医である院長がその日のうちにMRI画像を読影し、結果を直接ご説明します。これにより、重大な疾患の早期発見と、患者さんの心理的な安心につなげています。
脳神経内科についてのよくある質問
Q1.どのような時に脳神経内科を受診すれば良いですか?
A1.頭痛、めまい、しびれ、手足の力の入りにくさ、歩きにくさ、話しにくさ、もの忘れなど、脳や神経に関係がありそうな症状がある時はいつでも受診してください。症状から見て適切な診療科がどこであるかを判断するのも、私たちの重要な役割です。
Q2.MRI検査は予約が必要ですか?
A2.当院では、急を要する症状や強い不安がある場合には、予約なしで当日そのまま検査を行うことが可能です。ただし、事前にお電話をいただければ、よりスムーズにご案内ができます。
Q3.認知症は治るのでしょうか?
A3.認知症の種類によっては、早期発見・早期治療によって症状を改善させたり、進行を大幅に遅らせたりすることが期待できます。また、内科的な病気(ビタミン欠乏や甲状腺の病気など)が原因で「認知症のような症状」が出ている場合は、その治療によって回復することもあります。諦める前に、一度ご相談ください。
Q4.脳神経内科の薬は副作用が心配です。
A4.どのような薬にも副作用の可能性はありますが、私たちは患者さんの体質や持病に合わせて、最も負担の少ない処方を慎重に選択します。何か気になる症状が出た場合にはすぐに対応いたしますので、安心してご相談ください。
当院の脳神経内科診療について
おかだ内科・脳神経クリニックでは、日本神経学会、脳卒中学会、脳神経血管内治療学会の専門医としての誇りと責任を持ち、お一人おひとりの患者さんと向き合っています。脳の病気は目に見えない不安を伴うものですが、その不安を「安心」に変えるのが私たちの仕事です。
私たちは、単にお薬を処方するだけでなく、なぜその症状が出ているのかという原因を突き止めるプロセスを大切にしています。そのために、AI技術を駆使したMRIなどの高度な医療機器を活用し、臨床経験に基づいた的確な読影を行います。佐野市という地域に根ざしたクリニックとして、大学病院のような専門性と、町医者のような親しみやすさの両立を目指しています。
「こんな小さなことで相談してもいいのだろうか」と躊躇する必要はありません。些細な違和感が重大な病気のサインであることもあれば、検査をして何も異常がないことを確認するだけで心が軽くなることもあります。栃木県佐野市高萩町にある当院へ、どうぞお気軽にご相談ください。皆様が一日も早く笑顔を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。
院長の詳しい経歴については「院長プロフィール(詳細)」のページもご覧ください。
